英語の長い文を理解するには?主語と動詞から構造を読む方法

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クリーム色の背景に、暖かなトープ色の主塔と曲線を描くケーブルが、途切れずに続くオレンジ色の道路を支える吊り橋

英語の長い文を理解するには、まず主節の主語と、助動詞なども含めた動詞句全体を見つけ、周囲の節をその中心につなげます。意味を完成させる語は残し、人物を特定する情報、理由、条件などを戻してください。短くした文は、読むための一時的な手がかりです。文の半分を捨ててよいわけではありません。

知っている単語ばかりなのに、なぜ文が難しくなる?

一つの文に複数の節が入り、それぞれ別の文法的な役割を担うことがあります。主節は、それだけで文として成立します。従属節は、より大きな構造の一部になり、名詞を説明したり理由を示したりします。そのため、一文の中に見慣れた動作がいくつも現れても、全てが文の構造上、同じように中心となるわけではありません。

次の例を見てください。以下の例文と練習用の文章は、全てこの記事のために作成したものです。

The report that the research team published after the trial ended raised several questions about the new treatment.

動詞のpublishedとendedは、raisedより先に出てきます。しかし、報告書が何かを発表したわけでも、報告書が終了したわけでもありません。中心となる内容は、The report raised several questions about the new treatment(その報告書は新しい治療法についていくつかの疑問を提起した)です。研究チームが報告書を発表し、その発表より前に試験が終了しています。

文をこのような関係に分けると、単語を一つずつ訳すより多くのことが分かります。解くべき問題は、どの主語がどの動詞と結び付くかです。

英語の長い文を順番に読み解くには?

段落を読み進める妨げになっている一文に、次の手順を使ってください。英語の節構造に基づく実用的な読解手順であり、学習速度を高める効果が検証された公式ではありません。

  1. ピリオドまで読み通す。 印を付ける前に、その文が何を伝えているか、大まかな見当を付けます。
  2. 動詞句と、その主語を見つける。 has been delayedやdid not approveのような組み合わせは、まとめて扱います。どの節が中心となる内容を伝えているか判断します。
  3. 中心となる短い文を書く。 動詞に必要な目的語や、意味を完成させるほかの要素は残します。The report raisedだけでは内容が完結しません。The report raised several questionsなら、読み解く足がかりになります。
  4. ほかの部分をつなげる。 それぞれが何を説明し、どんな情報を加えているか考えます。どの報告書か、いつ発表されたか、なぜ起きたか、どんな条件の下か、といった関係です。
  5. 全体の意味を確かめる。 詳しい情報を戻し、文全体を言い換えます。否定、対比、条件を落とさないようにしてください。

二つ目の例です。

Although the tickets that Elena booked last month were expensive, she decided to keep them because the trip mattered to her father.

まず、she decided to keep themに注目します。何を指すか確認すると、sheはElena、themはチケットです。次に、それぞれの関係を戻します。

  • That Elena booked last monthは、どのチケットかを特定しています。
  • Although ... were expensiveは、チケットを手放さないという決定との対比を示しています。
  • Because the trip mattered to her fatherは、その決定の理由を示しています。

文全体は、次のように言い換えられます。「Elena decided to keep the expensive tickets she had booked the previous month because the trip was important to her father.」(Elenaは、その旅行が父親にとって大切だったので、前の月に予約した高価なチケットを手放さないことにしました。)チケットを手放さなかったのは高価だったから、つまり because they were expensive とすると、決定に誤った理由を結び付けてしまいます。

記事のほとんどの文でここまで分解する必要がある場合は、原文の一文を詳しく調べる前に、より簡単な版で何についての記事かをつかんでください。Comprehensyでは、記事を選択したレベルに合わせて調整できます。原文に戻って各部分のつながりを調べ、細かい情報まで全て調整後の文章に残っていると思い込まずに、二つの意味を比べましょう。

主節の主語と動詞はどう見つける?

間に別の情報が挟まっていても、まとまった内容を伝える主語と動詞句を探します。主語は、人名一つではなく、長い名詞句の場合もあります。近くにある名詞が、次の動詞の主語になるとは限りません。

The photographs that my cousins found in the attic have been donated to the museum.

主語全体は、The photographs that my cousins found in the atticです。最初に読むときは、その中心となる名詞がphotographs、主節の動詞句がhave been donatedだと捉えます。My cousins foundは、写真を説明する節の中にあります。

受動態であることも大切です。写真は動作を受ける側であり、何かを寄贈したわけではありません。誰が寄贈したかは、この文には書かれていません。動詞が別の関係を示しているのに、文法上の主語を動作の実行者として読まないようにしてください。

全ての文で主節が一つだけとは限りません。

The train was late, but the passengers who had reserved seats stayed on the platform.

ここでは、The train was lateとthe passengers ... stayed on the platformが、butで結ばれた主節です。二つの内容と、その対比を両方とも残します。「本当の」動詞を一つだけ探そうとすると、文の一部を捨ててしまいます。

どの情報なら一時的に脇に置ける?

ある情報を脇に置くのは、それがどこにつながるか分かるまでの間だけです。文法的にほかの部分に従属しているからといって、情報として重要でないとは限りません。

関係節は、人や物を説明します。次の二つを比べてください。

The employees who work nights will receive an extra payment.

The employees, who work nights, will receive an extra payment.

一つ目の文では、who work nightsが追加の支払いを受ける従業員を特定しています。全ての従業員が対象だとは判断できません。二つ目の文では、コンマによって、すでに話題となっている従業員についての補足情報として夜勤が示されています。支払いは、その従業員の集団に適用されます。

紙面では小さな違いでも、給与担当者にとっては大きな違いです。内容を組み立て直すときは、文がどの集団を指しているかを保ってください。

名詞を説明するのではなく、動詞の意味を完成させる節もあります。

The manager said that the delivery would arrive after lunch.

That the delivery would arrive after lunchは、責任者が何を言ったのかを示しています。The manager saidとだけメモしても、伝えられた内容を取り出せていません。また、発言を伝える関係も残してください。これは配達について責任者が述べた内容です。

つながりを示す語が見当たらないときは?

英語では、関係代名詞が関係節の目的語になっている場合、その関係代名詞を省略することがあります。

The article Maya recommended explains the changes clearly.

これは、The article that Maya recommended explains the changes clearlyと読みます。Mayaが記事を勧め、その記事が変更点を説明しています。始まりを示すthatがなくても、Maya recommendedは主語を説明する部分の中にあります。

-ing形や過去分詞を使った、短い節に出会うこともあります。

The passengers waiting near the entrance were asked to move.

The documents attached to the email contain the instructions.

この例では、waiting near the entranceをwho were waiting near the entranceに、attached to the emailをthat are attached to the emailに展開してみます。主節の動詞句は、were askedとcontainです。

この展開は、ここで扱った構造を確かめるための方法です。全ての**-ing**形が直前の名詞を説明するという規則ではありません。展開すると動作を行う人が変わったり、内容が不自然になったりする場合は、文法資料で構造を確認してください。読書から文法を調べる方法では、繰り返し現れるパターンをどう確かめるか説明しています。

図書館の再開が延期された理由を説明する

二つ目の文を分析する前に、文章全体を読んでください。

A neighborhood library is preparing to reopen. Although the rooms that volunteers painted last week are ready, the opening has been postponed because the new shelves have not arrived. The librarian said the books donated by local residents would remain in storage until the shelves were installed.

答えを見る前に、次の課題に取り組んでください。

  1. 二つ目の文で中心となる内容を書きます。動詞句は全体を残してください。
  2. 誰が、いつ部屋を塗装したのかを確認します。
  3. 再開が延期された理由を説明します。部屋が未完成だったのでしょうか。
  4. 最後の文で、donated by local residentsが何を説明しているかを確認します。
  5. 本がどうなると図書館員が述べたのかを説明します。

読み取った内容を確かめましょう。 二つ目の文で中心となる内容は、the opening has been postponed(再開が延期された)です。先週、ボランティアが部屋を塗装しました。部屋の準備はできていますが、棚が届いていません。それが延期の理由です。塗装が終わっていないせいだと要約すると、対比の関係が逆になります。

最後の文では、地域の住民がbooksを寄贈しました。発言を伝える中心の構造は**The librarian said ...**で、thatが省略されています。伝えられた内容は、寄贈された本は棚の設置が終わるまで保管場所に置かれる、というものです。本がすでに棚に並べられたとは書かれていません。

ここで文章を閉じ、再開にどんな問題があるかを二文で説明してください。自分の説明を原文と照らし合わせます。節の名前が分かることに意味があるのは、それらが表す状況を読み取れる場合だけです。